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2.1.主要人物黒主 優姫 (くろす ゆうき) ・ 玖蘭 優姫 (くらん ゆうき)   声:堀江由衣  主人公。学園を守る守護係(風紀委員)を錐生零と共に任される。身長152cmの小さめの16歳。血液型はO型。  10年前の雪の日に、元人間の吸血鬼に襲われかけたところを玖蘭枢に助けられ、理事長である黒主灰閻の養女として大切に育てられる。 5歳以前の記憶を失っている。  頭は悪いが運動神経は良く、理事長仕込みの腕前はかなりのもの。使用武器は灰閻から貰った「狩りの女神(アルテミス)」と呼ばれるロッド。  零をレベル:Eに堕とさないために、彼からの吸血を受け入れていた。枢のことを慕っていて、小さい頃からずっと好いている。  実は純血種玖蘭悠・樹里の娘で、純血の吸血鬼である。枢の義理の妹であり、同時に許婚でもあるが、優姫は枢が義理の兄ではなく、実の兄と思っている。  樹里の術式により吸血鬼としての能力と記憶に蓋をされ人間として生きていたが、枢によって吸血鬼としての本能に目覚め、5歳前の記憶を取り戻した。 その際外見面では髪が伸びる変化が起きた。  枢のもとに戻る事を約束した後、鎌へと覚醒した「狩りの女神」を手に、人間であった時の約束どおり、「敵」となった零の味方をし零と共に玖蘭李土に戦いを挑み塵にしたが、零の拒絶により共闘にはならず逆にお互い対峙する事となってしまう。枢が現れたことにより零に別れを告げることとなり、その際に零から逃げ続けると零に誓った。  枢と共に学園を立ち去った後は両親と枢と暮らした玖蘭の家へと地下から戻り、枢の苦悩を受け止めた上で彼の吸血を受け入れ、口付けを交わす。  零と離別した一年後では、玖蘭の家にて暮らしており、英から教育を受けている。誰かに手紙を書いており英に「誰に書いている?」と聞かれた際に沙頼の名を出すが実はそうではなく、決して手渡される事のない零への想いを手紙にしては破っては捨てていた。安全面から以前と同様に隔離された生活を送り人間時代だった頃の事を思い出し苦悩する。枢の事を未だに「センパイ」という癖がついており枢に言い直すように諭される場面もある。枢からハンター協会と会合を持つ事を聞かされ零を思い出し、動揺してしまう。錐生 零 (きりゅう ぜろ)   声:宮野真守  優姫の幼馴染で吸血鬼ハンターとして優れた錐生一族の出身。学園を守る守護係を優姫と共に任される。  シルバーグレイの髪と浅紫色の瞳の持ち主。17歳。A型。身長は181cm。  夜間部と普通科女子には疎まれているが、普通科男子にとっては希望の星。枢に唯一ガンたれる事のできる存在でもある。  使用武器は「血薔薇の銃(ブラッディローズ)」と呼ばれる銃。  母親のお腹の中で双子の壱縷の半分の力を奪っていたため、一人半の力を持ってうまれる。  小さい頃は、とても優しい性格だったが、4年前の事件をきっかけに、優姫など信頼している人以外の人との間に壁をつくる様になった。4年前に純血種・緋桜閑に家族を奪われ、吸血鬼を憎んでいる。  閑に咬まれて以来、自分を苛む吸血鬼の欲求に耐え続けていたものの、優姫の血を飲んだことで吸血鬼として目覚める。元人間の吸血鬼に稀にある血液錠剤(タブレット)を受けつけない体質で、優姫の血を吸うことで理性を保っていたが、閑が死んでしまい、いずれはレベル:Eに堕ちるしかなくなった。レベル:E化を遅らせるべく枢の血を飲むが、それは枢の思惑の一端でもあった。  協会長の命令によって牢屋に幽閉されていたが、李土に傷を受け深手を負った壱縷の血を飲み、牢屋を後にする。好意を寄せていた優姫が純血種だと知り、苦悩しながらも優姫を拒絶し「敵」と言い放つ。実際彼女を目の前にしても心は変らず、覚醒した「血薔薇の銃」を手に、李土を一人で始末しようとするが優姫に止められてしまい決別。対峙する事となり、武器を互いに向けることになる。だが、その後現れた枢の取り計らいにより優姫との別れを告げる際、抱きしめて吸血し、最初で最後の口付けをする。そして、再び会ったその時に、優姫を殺すことを約束し別れた後、牢屋に戻り壱縷を運ぶ。その最中に学園を枢と去ろうとしている優姫と見つめ合う。  現在彼は体内に純血種3人の血が流れ、自身の双子の片割れである壱縷を取り込んだ「最強のハンター」となっている。  優姫と離別した一年後では、まだレベル:Eには堕ちてはおらず「血薔薇の銃」で吸血鬼を狩っている。灰閻や夜刈に高校は出るよう言われ黒主学園にはまだ在籍中で、昼は学園で勉強し、夜は吸血鬼ハンターとして動いている。以前のように「陽の寮」には暮らしておらず街の灰閻の建てたアパートで一人暮らしをしている。それは彼に与えられた唯一の自由であり、欲を抑える為のものであると言える。「狩っても狩り足りない」などと言ったり、血液錠剤を受けつける体質に変化しているなど一年前とは明らかに異なっている。 (血液錠剤を受け付けるようになったのは枢・壱縷を介して、閑の血が流れている為)ハンターとしても実力を上げており、何の躊躇いもなく狩っているがその心中は複雑なものとなっている。  アパートに突如訪れた灰閻に「会合に参加して欲しい」と言われ、枢と一年ぶりの再会を果たす事となる。  その際に黒主は「次期ハンター協会長として」と言っている事から現段階では彼がなる可能性が高い。(零にその意思がなくても)。  街で助けた人間の子供には優しく接しており、穏やかな顔を見せる事もある。  番外編では、双子の弟・壱縷とクセや仕草が似ている事が判明。玖蘭 枢 (くらん かなめ)   声:岸尾だいすけ / 幼少期:喜多村英梨  夜間部クラス長で、夜間部生徒が暮らす月の寮の寮長でもある純血種。漆黒の髪とダークレッドの瞳の持ち主。身長184cm。18歳。  純血種の中でも、最も強い権力を今でも持ち続けている、元王族玖蘭家の現当主。  雪原の中に一人でいた幼い優姫をレベル:Eの吸血鬼から救った命の恩人で、優姫を誰よりも大切に想い「世界で一番大切な娘」と言いきる。「人間」として生きていた優姫の憧れの存在で、自分が純血種であるにも関わらず、人間であった優姫を気にかけていたが、それは優姫の「失った記憶」を含めて本当の姿を知っていたからだった。  10年前に李土が優姫を奪いに来た際、樹里に優姫を任されると共に悠を殺した李土を殺そうとする。しかし枢は李土によって復活した為、体を肉片にまではできたものの「主」である李土を完全に殺す事までは出来なかった。  まだ「人間」であった頃の優姫に吸血する等と許し難い事をしてきた零を心底嫌ってはいるが、全ては優姫を狙っていた李土から優姫を守る盾として生かすためと思い耐えていた。優姫を噛んだりしてしまう行き過ぎた藍堂の行動に対して平手打ちを喰らわせたりしたりするが、心の中では夜間部を信頼している。  表向きの両親は悠と樹里だが、二人は枢の正体を知りつつも「息子」として愛していた。  過去の記憶を取り戻そうとして発狂しかけていた優姫の首に牙を立て、その後自らの血を飲ませることによって優姫を純血の吸血鬼に戻した。その際、優姫の許婚であり同時に義理の兄でもあることが明らかになる。覚醒した優姫を「行くべきところ」に連れて行こうとするが、優姫の抵抗によって李土粛清まで学園に残ることとなり、その間に元老院の者たちを純血の力で操り自粛させ、組織を消滅させた。  10年前に殺すことができなかった李土を殺させるため、零を「駒」として4年の間で「最強のハンター」へと導いた。  李土に自らの血を直接入れ一度復活させた後、牢屋に囚われていた零を説得することによって李土を粛清させることに成功する。しかしその後優姫と対峙し銃口を優姫に向ける零に対し強い憤りを放ち、自分を拘束するブラッディローズの茨に自分の血を吸わせ拘束を解き零に攻撃しようとするが、優姫に止められて我に返り、優姫に零と別れを告げる時間を与えその場を去った。「行くべきところ」=両親と優姫と暮らしていた家へ戻ると、優姫の血を吸い口付けを交わす。  零と離別した一年後では裏から「元老院」を再構築しており、優姫に「外を見せてあげれる」と告げ会合が開かれる事を彼女に伝えている。優姫が未だに「センパイ」という事が複雑なようで「枢」か「おにいさま」と呼んで貰う様に彼女に言う場面が見られる。優姫の事を今も心から愛しているため、彼女を以前のように隔離して安全面には気を配っている。
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